作業療法学専攻の実習

実習の時期と期間

年次 時期 科目(内容) 期間
1年次 4月 大学導入論(施設見学) 1日
4月~8月 ボランティア入門(ボランティア活動)  
2年次 8月 臨床見学体験実習 1週間
12月 解剖学B演習(解剖学見学) 1日
3年次 8~9月 身体障害領域評価実習 3週間
精神障害領域評価実習 3週間
4年次 4~9月 身体障害領域総合臨床実習 8週間
精神障害領域総合臨床実習 8週間

作業療法学専攻 実習のポイント

  1. 1年次入学後すぐの「大学導入論」で病院・介護施設等の見学を行います。

    将来への学びの意欲を高めるため、入学後すぐに病院・介護施設の見学を行います。保健医療の専門職としての人材像を理解するとともにチーム医療を意識づけ、生涯にわたって学習することの必要性を認識します。
  2. 1年次前期「ボランティア入門」で、社会奉仕の大切さを学びます。

    多摩市社会福祉協議会の協力のもと、ボランティア活動(実習)を通して、本学の建学の精神である「人に優しく、社会貢献」の精神を身につけることを目的とします。ボランティア活動を通して社会奉仕の大切さを学び、地域の様々な人との触れ合いの中で人の優しさや思いやりの心を育むとともに、コミュニケーション能力の基礎を身につけます。
  3. 2年次には、臨床現場を見学体験することで作業療法士の仕事のイメージを明確にします。

    実習施設において1週間、実習指導者の指導・監督のもと、学内で学修した作業療法に関する基礎知識を基に作業療法士の役割と機能を学びます。また、他職種を含めた関係スタッフや患者さんとのコミュニケーションを図り、専門職としての将来像を捉えることや基本的な態度を身につけることを学びます。
  4. 2年次12月に解剖学見学を行います。

    他大学医学部にて見学し、教科書での学修を更に深めるだけでなく、生命の尊厳についても学びます。
  5. 3年次の評価実習は6週間かけて実践的に作業療法業務を学んでいきます。

    評価実習は実習施設において実習指導者の指導・監督のもと、学内で学修した評価に関する知識や検査・測定方法などを患者さんに対して行い、身体能力や生活環境等を評価することで患者さんの全体像を把握し、具体的な問題点を抽出するまでの過程を行います。身体障害領域または発達領域と、精神障害領域の2か所で実習を行います。
  6. 4年次の総合臨床実習は、16週間かけて学びます。

    作業療法学専攻の総合臨床実習は16週間です。実習施設において実習指導者の指導・監督のもと、評価から作業療法実施までの一連の作業療法過程を実施します。学生の個性と学修状況に合わせ、実習先の病院と密な連携・情報交換を行いながら到達目標まで学びます。身体障害領域または発達領域と、精神障害領域の2か所で実習を行います。
  7. 遠方の実習地における交通費・宿泊費などは大学が負担します(規定あり)。

    作業療法士を目指すための臨床実習では、病院で受け入れられる実習生数が限られているため、学生1人だけで実習地に行くことが一般的です。そのため、病院の受け入れ状況によっては、近隣の実習地以外で実習を行うこともあります。本学では、遠方の実習地になった際の交通費・宿泊費を大学が負担し、実習費を別途徴収することはありません(規定あり)。
  8. 実習前に実習指導者と本学教員との合同会議を行い、実習先と十分な連携を取っています。

    学生が実習に行く前に、実習先の実習指導者に来て頂き本学教員と合同会議を行います。本学の実習についてご理解頂き、実習指導者と学生との面談も実施します。学生への実習指導が円滑に進むために、実習先との連携を密にしています。

実習での学び(学生の声)

実際の作業療法士の仕事と講義内容を結びつけて学べるようになった

普段から授業を通して実習現場を想像していたものの、とても緊張しました。実際に症状やリハビリ内容、目指すことなどをお聞きすると、疾患が同じでも色々な患者さんがいらっしゃることに改めて気付きます。しかも、作業療法士の方々は患者さんそれぞれに異なっている症状や要望に対応してリハビリを行なっておられます。『ただ見守るしかできないのか』と何もできない自分に不甲斐なさを感じていましたが、病気が完治することのない患者さんも多々いらっしゃる中、「変化に気づいてあげることも作業療法士の役目」との言葉に目から鱗が落ちるようでした。

実習後は、実際に作業療法士の仕事をイメージしながら講義を聴けるようになりました。患者さんのニーズを叶えるために、できる範囲での最善を実現することを一緒に考え寄り添っていけるような作業療法士を目指して、勉強とともにさまざまな体験を重ねていきたいと思います。

作業療法学専攻3年 佐藤 魁さん(神奈川県 県立麻生高等学校出身)

実習での学び(学生の声)01

実習での学び(学生の声)02

失敗することを恐れず、難しい患者さんへの対応も積極的に学びたい

見学実習では、実習先の指導者さんが担当する患者さんとの作業療法の様子を見せてくださり、患者さんとお話をさせてもらいました。そこで患者さんから出る質問に答えられないことが多く、まだ知識量が少ない、身についていないなと痛感しました。実習前は大学生活も楽しみたいとのんびりしていたのですが、もっと勉強に身を入れようと気を引き締めるきっかけになりました。実習先では、担当の作業療法士の先生に「ありがとうございました」と笑って退院して行く患者さんを何人も見ました。私も「担当があなたでよかった」と言ってもらえるような作業療法士になりたいと思います。これからの実習では治療計画など直接患者さんに関わります。失敗することを恐れず、難しい患者さんへの対応も積極的に学びたいと思っています。

作業療法学専攻3年 北条 寛久さん(宮城県 私立仙台城南高等学校出身)

患者さんが最後まで楽しい人生だったと思えるよう、作業療法でサポートしたい

リハビリテーション中心の施設へ見学実習に行きました。担当の指導者さんが、作業療法を楽しむ、患者さんと一緒に楽しんでいるというのが印象的でした。実際に患者さんと接して、この先の患者さんの生活を考えてショックを受け、少し気持ちが沈んでしまうこともありました。でも、患者さんの趣味を生かした作業療法の様子を見て、最後の時間まで好きなことができる、だから作業療法は素晴らしいと改めて感じました。患者さんが最後まで楽しい人生だったと思えるよう、作業療法でサポートしたいという目標も新たに生まれました。

3年次の実習は期間も長く、実力が試されます。実習までにどれだけ勉強できるか、そして、それを発揮できるかにかかっています。『自分の最大限やった』と気持ちに後悔がないようにしたいと、毎日の授業に臨んでいます。

作業療法学専攻3年 関根 史果さん(栃木県 私立青藍泰斗高等学校出身)

実習での学び(学生の声)03

Page top