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教育の特長

1 コミュニケーション力を伸ばす教育

医療従事者として医療の現場で活躍するために欠かせない能力の1つに、コミュニケーション力が挙げられます。本学の講義や演習は、少人数でのゼミ形式やグループワーク形式を多く取り入れ、学生がコミュニケーション力をさらに伸ばせる環境を整えています。
具体的には、「コミュニケーション論」「日本語表現」「ボランティア入門」「多職種連携論」といった様々な講義を通してコミュニケーション力の大切さを学び、学内で行われる実践的な演習では、医療の現場を想定したロールプレイングにより医療現場で求められるコミュニケーション力を身につけ、伸ばしていきます。

コミュニケーション力を伸ばす教育

2 クラス担任制/サポートアドバイザー制によるきめ細かなサポート

大学では珍しいクラス担任制(看護学科ではサポートアドバイザー制)を導入しています。 クラス担任に加えて学年毎の担任がおり、担任教員と学生が1年次から複数回の面談を行うことで、学修上の問題や学生生活での悩みなどを解消する場を設けています。
小規模大学ならではの、教員と学生の距離が近く、人と深く関わることができる環境であるため、教員は学生の学修状況を把握しやすく、また、学生は教員に何でもすぐに相談することができます。このような教員と学生間のコミュニケーションが活発に行われる本学の環境は、学生のコミュニケーション力を伸ばす面でも役立っています。

クラス担任制/サポートアドバイザー制によるきめ細かなサポート

3 課題解決力を高める教育

課題解決力とは、自ら問題を見つけ、さらにその問題を自ら解決する能力を指しており、この能力は医療従事者として医療の現場で活躍するために欠かすことができません。
本学の多くの講義や演習では、学生の課題解決力を高めるために、課題に対して安易に解答を与えるのではなく、学生自らが「なぜ?」と考えを深め、「どうやったら?」と試行錯誤しながら解答を導き出せるような取り組みをしています。例えば、グループワーク形式で少人数のグループに分かれて課題に取り組む際には、グループ内で課題の原因を整理し、解決策を導き出し、それを皆の前でプレゼンテーションするようなプログラムを実践しています。

課題解決力を高める教育

4 充実した教育サポート体制

医療分野の専門職者になるために求められる知識と技術の学修は、高校時代までの学習とは大きく異なります。本学による学修サポートは入学前教育から始まり、入学後は実際の講義(看護学科では「スタディスキルセミナー」、リハビリテーション学科では「大学導入論」)を通して、学修意欲・生涯学習の大切さ・チーム医療の必要性をしっかりと認識し、将来の目標を明確にすると同時に、高校までの学習から大学での学修にスムーズに移行できるようにしています。
また、学内に協同学修ルーム「WITH」を設置し、アドバイザー教員から学修についての指導や分からない課題、学生生活へのアドバイス等を受けられるようにしています。

充実した教育サポート体制

恵まれた学修環境

1 地域に根差した豊富な実習施設

医療を学び国家資格を取得する上で欠かすことのできないのが、実際の医療の現場で行われる実習です。東京医療学院大学は、学生の知見を広げ、実習を通して自身の将来を考えることができるようになることを目的として、地域に根差した様々な規模・特色を持つ実習施設で実習を行っています。実習前に本学教員と実習指導者との合同会議を行い、実習期間中も教員が実習施設を訪れるなど、学生が不安になったり悩んだりすることがないようにしっかりとサポートを行います。
また、実習施設は大学が位置する多摩エリアを中心に、非常にコンパクトにまとまっていることも特徴です。(1都3県に位置する実習施設が看護学科では100%、リハビリテーション学科では96%。ともに2023年度実績)

地域に根差した豊富な実習施設

2 自治体との連携や地域のイベントへの参加が豊富

東京医療学院大学は、大学が位置する多摩市と、開かれた地域社会を志向し、相互の連携を通じて地域社会への貢献等を図るために、2012(平成24)年に連携協力に関する基本協定を締結しています。
また、2022(令和4)年にはJKK東京(東京都住宅供給公社)と連携協定を結びました。この協定は地域コミュニティの活性化及び学生の人材育成を目的としており、具体的には本学に隣接する多摩ニュータウン落合住宅自治会との交流や地域活動を行う学生の入居を支援し、地域に根差した活気あるコミュニティの形成を目指すものです。
このほか、多摩市主催のイベントや地域のイベントにも学生が運営スタッフやボランティアスタッフとして積極的に参加できるよう、大学が自治体と密に連携し、様々な情報を学生に発信しています。

自治体との連携や地域のイベントへの参加が豊富

3 学修に集中できる環境

東京医療学院大学は、1年次から4年次までを1つのキャンパスで過ごします。キャンパスはコンパクトですが、看護学科・理学療法学専攻・作業療法学専攻それぞれが、保健医療の専門職者となるために欠かせない演習(学内実習)を行うための、充実した設備を備えた専用の実習室を完備しています。小規模大学ながらも図書館の蔵書は25,000冊(うち9割は医学系の本)を超え、専門のジャーナル紙や医学専門書にアクセスできる専用PCも設置し、学生の学修のサポートをしています。
また、大学が位置する東京都多摩市は豊かな自然に囲まれた、緑が多いエリアです。本学はその多摩市の閑静な住宅街に位置しており、騒音とは無縁な落ち着いた環境で学修に集中することができます。

学修に集中できる環境

4 歴史ある法人による運営

東京医療学院大学を運営する学校法人常陽学園は、江戸時代後期に吉田久庵によって創始された吉田流あん摩術を源流に、以来190余年にわたって医療に携わってきました。医療人の育成においても、1950(昭和25)年に「東京マッサージ師養成所」を設立し、東洋医学に係る人材育成に努めてきました。リハビリテーション分野の人材育成においても、1997(平成9)年より理学療法士・作業療法士の育成に努めてきました。
東京医療学院大学の教育には、学校法人常陽学園が持つ医療人育成の伝統と実績が活かされています。

歴史ある法人による運営

東京医療学院大学表彰制度

人物に優れ、学業成績が優秀である学生や、課外活動で本学の発展に貢献した学生に、その努力を下記3つの賞において表彰します。「多摩賞」受賞者は特待生となり、翌年度の授業料の2分の1が免除されます。

◆多摩賞(特待生制度)

第1年次から第3年次の各学年終了時において、リハビリテーション学科理学療法学専攻及び看護学科の学生は各学年の学業成績が第1位、第2位の学生に、リハビリテーション学科作業療法学専攻の学生は各学年の学業成績が第1位の学生に与える。「多摩賞」受賞者は特待生となり、翌年度の授業料の2分の1が免除となる。

◆学長賞

卒業予定者の中から、在学期間を通じて、学業成績が特に優秀で人物に優れた学生。リハビリテーション学科(理学療法学専攻・作業療法学専攻ごと)及び看護学科の学生、それぞれ1名に与える。

◆椎の木賞

課外活動において特に優れた成績を修めた学生又は団体、ボランティア活動で社会の模範となる行為をした学生又は団体、及び自主的学術・研究活動において、特に優れた成績を修めた学生又は団体。